気持ちのいい からだがよろこぶ家
自然素材を使った家は、その部屋の空気感や住み心地が違うという意見が多いです。無垢の床板を使い、夏も冬も一年中はだしで暮らしたい、リビング・寝室は自然素材の壁にして落ち着ける空間にしたいなど、健康志向で自然素材を求める方は多くなっていると感じてます。
ですが、展示場でオプション価格を聞いたら予算では難しかったなどの話も聞きます。自然素材は高いのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、工事業者さんと直接契約する分離発注は原価で家が建てられます。無垢の床1ケース(約0.5坪)、柱1本1本の金額まで価格はすべて透明です。このオーク材はいくら、チーク材はいくら、パイン材はと、選ぶことが可能です。そういう小さなひとつひとつの希望・要望の積み重なり、皆それぞれの明確な理由があって、住まいのデザインはカタチづくられるものだと思います。
住まいづくりは、「土地」も「建て主さんの考え」も皆様々ですから、あくまでも、お客様とのキャッチボール(打ち合わせ)の中で外観や内装のイメージ〝希望・要望〟を汲み取ることが大切です。初めてのプラン打ち合わせの際は必ず数案提出しています。数案提出する理由は、たとえそれが考えぬかれた案だとしても、たった一つのプランだけで価値観のズレを埋めることはできないと考えるからです。
私たちの考える家づくりは、お客様が主役の共同作業です。お客様の価値観と設計する私たちの価値観を合わせ、その土地の、暮らし方のベストな答えを探します。良い住まいのデザインとは、ご家族の暮らしを考え、それをカタチにすることです。